春の訪れに晴れ模様

私はぼっと赤くなった。可愛い顔なんてそんなの言われる筋合いないよ……。

「そんな事ないですよ……。晴先輩の方が綺麗じゃないですか」

「え?俺?」

「はい。誰が見ても綺麗だと思います。私よりも絶対に」

私の顔なんて平凡以下だよ……!私は俯きながら恥ずかしさに耐えていた。晴先輩もなぜか顔を赤くしたまま何も話さない。気まずい空気が流れたまま私たちは中庭に向かった。

その後、いつも通り日常の会話をしていたら気まずさなんていつの間にか吹っ飛んでいたんだ。



あー、今日も楽しかった。いつの間にか誰かに話しかけられることとか片付けとか無くなってたし、なんかいつもより気が楽だった。