春の訪れに晴れ模様

歩き始めて、私は晴先輩を横目でチラリと見た。私よりも背が高くて、綺麗な顔をしている。体格も良くて男の子なんだって意識させてくる。

しかも車道側を歩いてくれていて、私が転けそうになったらすぐに支えてくれる。優しくて頼れる人がこうして隣に居る、それだけで幸せ。

「じゃあまた明日ね」

「はい!お金も出してもらっちゃって本当に申し訳ないです。送ってくれてありがとうございました……!」

「全然気にしなくていいよ。こちらこそありがとう。また明日」

「はい!」

晴先輩はそう言い帰っていった。

アイス、美味しかったな。一緒に帰るのもすごく楽しかった。明日からの学校が楽しみだ……っ。