春の訪れに晴れ模様

私は心配しながら晴先輩に尋ねた。晴先輩はあまり前のようにすっと言った。

「アイツらは同じクラスだし。美春ちゃんの方が大切だよ」

「私の方が大切って……」

私の方が大切なんてそんなこと、絶対ある訳ないのに。いいのかな……?

「美春ちゃんが1番最優先だよ。せっかくだからさ、土曜日の続きで」

「続き?」

「寄り道デートしませんか?」



連れてきてくれたのはオシャレなアイスのお店。女子高校生が多い中、一際目立つ晴先輩がお店に入っていく。

入った瞬間、女の子たちの視線を集中させる綺麗な顔。そして女の子たちは晴先輩から私の方へ目が移る。