春の訪れに晴れ模様

「佐々木、高田。今日前言ってた美春ちゃんと帰るから先帰っててもらってもいい?」

「え!いや私と帰らなくて大丈夫です……!気にせずお友達と……」

「言ったじゃん。会ったら一緒に帰ろうって」

「でも……」

友達と帰ろうとしてたのに、私と帰ってもいいの……?さすがに申し訳ないよ。

「了解」

「おっけー。手出すなよ」

「出すわけないじゃん」

友達二人はぐっとサインを出して二人で先に帰ってしまった。晴先輩は普通に手を振っているけど、なんで私を選んだのかな……。

「晴先輩、なんで二人と帰らないんですか?」

きっと私よりも大切な二人だ。行った方が……。