春の訪れに晴れ模様

私は髪の毛を乾かしながら頭をブンブン振った。

うわ〜っ……!今日私、晴先輩と近い距離にいたんだ……。夢だったんじゃないかって思い始めてきちゃった。

だけど頬をむにっとつまんでも少し痛いだけ。



『そんな美春ちゃんのこと俺は結構気になってる』

『美春ちゃんは他の子と違うってこと』



晴先輩に言われたことを思い出すと、胸がきゅっと締め付けられて苦しくなる。そしてドキドキと鼓動が早くなる。

こんな気持ち、初めてだ。

ドキドキと高鳴る胸を抑えながら、自分の気持ちを知らないフリしていた。