春の訪れに晴れ模様

と妄想を少ししてみたけど、私と晴先輩じゃ釣り合わなさすぎて考えるのをやめてしまった。これ以上考えたら悲しくなるだけだ。

「……じゃあそれは晴先輩が持ってていいです。その代わり写真撮ってもいいですか」

「え?いいよ」

私は内カメにして晴先輩を映した。そしてパシャリとピースをして写真を撮る。晴先輩の優しい笑顔が写真内に収められた。

なんだかそれを見ていると笑顔が溢れた。写真をみてひたすらににこにこしていた私を、晴先輩は横から写真を撮った。

パシャリと音が鳴って私は正気に戻る。

「今撮りました!?」

「あーうん。撮られたから仕返しで」

にやっとイタズラみたいに笑った晴先輩。