春の訪れに晴れ模様

「美春ちゃん!ごめんね、待った?」

「いっ、いえ!全く待ってません」

ネガティブ思考を繰り返していた時、有り得ないくらいかっこいいオーラをまとった晴先輩がやってきた。

朝からまぶしい……!オーラに当てれて目が焼けちゃいそう。そんないつも通り顔の強い晴先輩は、私をじーっと見つめている。

「えっと……どうしたんですか?」

やっぱり変かな。

気まずそうに目線を逸らしていると、晴先輩は口元に手を当ててボソッと一言呟いた。

「……かわいい」

「っえ?今なんて言いました?」

晴先輩はハッとした表情になり、少しずつ赤くなっていった。

ええ、なんで赤くなってるの……!?風の音で聞こえなかったけど、もしかして熱があったとか……。