春の訪れに晴れ模様

私は晴先輩にぐっと頭を下げてお願いした。ただの地味子が派手な服を着ているなんて、そんな趣味知られたらおしまいだ……!

私がぎゅっと目を瞑ってお願いしていると、晴先輩から回答が。

「……うん、当たり前じゃん。隠すに決まってる」

「……!ありがとっ……」

「ただし、条件がある」

晴先輩は人差し指を立ててひとつ、と表した。私は首を傾げて晴先輩の目を見た。

晴先輩はふふ、といつもの天使のような顔で笑う。そして……

「1日デートしてくれない?」

「……え?」

……聞き間違い?今、晴先輩、デートって……!