晴先輩は頷きながら真剣に話を聞いてくれていた。こんな私の話も真剣に聞いてくれるなんてすごく優しい。
「これだけ地味な見た目だったら友達も出来ないです。だから静かに生きていられる……ただそれだけなんです……!」
最後は一息で言い切った。本当にただこれだけの事。別に見た目を変えても友達が出来ないのはわかるけど、こうしていた方がより出来なくなる。問題を起こしたくないから友達は作らない。
「そっか。話してくれてありがとう」
「はい。あの……この話絶対誰にも言わないでください」
どれだけ晴先輩と仲がいい人でも、こんな深く考えていることを知られたくはない。

