春の訪れに晴れ模様

晴先輩の頬が赤く見えるのはきっと夕日のせいじゃない。

いつも以上に晴先輩がキラキラにみえて、また思わず涙が溢れた。

「はいっ……!」

私たちは幸せに包まれて笑いあった。

残りの家までの道のりは恋人繋ぎで帰ることに。初めての恋人同士の繋ぎ方にドギマギする。

な、何を話したらいいの……っ?

「ふふ、俺世界一幸せかも。美春ちゃんは強くてかっこいい。だけど恋愛面で弱いのは可愛い」

「……え」

「そういう所が俺は好きだったりするんだよ」

突然何を言い出すかと思ったら、いたずらな笑みを浮かべて私に可愛いと言ってきた。また晴先輩は私をこうして翻弄させていく。