春の訪れに晴れ模様

本当にいいのか、なんてそんなの決まってる。

私は小さくこくりと頷いてそのまま俯いた。

グンッ。

いきなり強く晴先輩の方へ引っ張られて……、そしてギュッと強く抱きしめられた。

「っはぁ……嬉しい。好きだよ、大切にする」

「……はい」

抱きしめられたあとも恥ずかしさで声が出なくて、本当に小さな声を出しながら何度も頷いた。

私の気持ち全てが伝わったか分からないけど……少しだけでも伝わっていたらいいな。

「俺の恋人になってくれる?結構重いかもだけど」

「あ、当たり前です。恋人になりたいです……」

「ありがとう。これから改めてよろしくね」

体を離されたと思ったら、近い距離で晴先輩の優しい笑顔と目が合った。