春の訪れに晴れ模様

そして何でもなかったように、私は今でてきた風の顔で晴先輩に笑いかける。今の告白現場は見なかったことにしよう。

「遅くなっちゃいました、すみません」

人の告白を盗み聞きなんて……悪趣味すぎた。次からは絶対にダメだ。

「うん、いいよ。コンビニ行かない?」



私は一人コンビニの前で晴先輩を待つ。すると晴先輩は近くのコンビニで1つアイスを買って出てきた。

パキッと真ん中で二人で分けられるアイス。袋を開けて半分、私に差し出して

「ん、あげるよ」

と微笑みながら渡してくれた。私の好きなコーヒー味……!