春の訪れに晴れ模様

あぁ、もう最悪だ……恥ずかしくて今すぐに死ねる……!死なないけど……!

「お疲れ七瀬、この量運ぶのしんどかっただろう。河合ありがとうな」

「は、はい……失礼しました」

職員室から出ても私はあまり晴先輩を見ることが出来なかった。

「一緒に帰れる?」

「はい!荷物だけ取ってきます……!」

私は走って教室に戻る。教室は静かで私の荷物だけが机にある。

カバンを持って一人ホッと息をついた。さっきから大慌てでゆったり出来ない。階段から落ちた時は密着しちゃったし、自分の描いた晴先輩のイラストも見られた。