春の訪れに晴れ模様

目立ちたくないから一人でいい、なんてもう今は思わない。目立つのは今でも得意ではないけど、一人は嫌だって思っている。

晴先輩のせいで私は一人が寂しいって感じるようになってしまった。

「……ふ、よかった。可愛い」

千彩さんと張り合えるレベルの天使なみの笑顔を見せたと思ったら、なぜか甘い言葉を私に言った。

手を伸ばしてきて頭をふわりと撫でられる。

「かわっ……!何言ってるんですか……っ」

「可愛いから可愛いって言った。言ったじゃん、容赦しないよって」

「〜……!!」

告白された時の事を思い出して一気に私の体の熱は高まった。可愛いなんて、容赦しないなんて……もう私のキャパは限界まで来てるよ。