春の訪れに晴れ模様

そして私は大きく息を吸い、晴先輩に堂々と宣言。

「そんな心配しなくてもいいですよ。人を助けるためなら自分を捨てるのなんて安いものですから」

ふふっと笑顔で笑うと、何も言っていなかった晴先輩がいきなり私を抱きしめた。するとなぜか涙が溢れてきた。

温かくて包まれるような温もりに安心して、泣けなかった自分が晒されていく。ああ。暖かい。この温もりが私は好きだ……。

「好きだよ。美春ちゃん……。美春ちゃんが無事で良かった」

んんっ?好きはなんか少し違うくない……?

「巻き込んでごめん。俺は美春ちゃんのその優しくて、強いところが好きなんだ。いきなりごめんね。ずっと好きだった」

「え、えっ?今、好きって!?」

私今、大好きな人に告白されちゃった……!?やばい、いきなりすぎて正気に戻った。