春の訪れに晴れ模様

ずっと罪悪感があるような辛い顔。笑ってほしいな。いつもの優しい笑顔が見たい。

むにっ、私は晴先輩の頬を片手でつまんでむにむにとした。

無理やり手で口角を上げさしたり、とにかく無茶苦茶した。すると晴先輩は

「ぶはっ!何やってんの?」

と笑った。胸の奥でキュンっと胸が縮こまる。やっぱり私は晴先輩のことが好きだ。もう誤魔化せない。

特別とか誤魔化すこと無く、私は晴先輩が好き。

「美春ちゃんは何で千彩を庇ったの?逃げれたのに」

「何というか……咄嗟にです。千彩さんは守らないといけない。自分を捨ててでも人は守らないとって……母に教わったので!

私は晴先輩に太陽のような笑顔を向けた。