春の訪れに晴れ模様

「だから千彩さん、もう泣かないでください。私は病院に行きますし、それに……」

私は千彩さんから体を離して、そして満面の笑みで笑った。

「千彩さんは笑顔が一番似合うんですから!」

千彩さんの目から流れる涙は勢いを増した。

わ、私変なこと言った……?心配になっていると、千彩さんが勢いよく抱きついてきた。そして私も強く抱きしめ返した。

「っ……!」

「いくらでも声ならあげていいですよ」

「っ……うっ……うわああああんっ!!」

ほとんど人のいない公園で千彩さんは大きく泣きじゃくった。



私たちは結局お互いに泣きながら一日を終えた。頭を抑えながら私はお母さんに連絡。怪我したなんて怒るよね……でも人を助けたんだ。それでなら許してくれるだろう。