春の訪れに晴れ模様

私が連絡するとすぐに既読がついた。

『いいよ!5時からでもいいかな?』

『うん、大丈夫!ありがとう』

バカみたい。今から振られるのに……。私の最低な理由で始まったお付き合いが終わるっていうのに。自分のしていることが最低すぎて、自分をもっと嫌いになりそう。

ネガティブな感情に動かされて、私は予定通り田原くんと会った。私と会えて嬉しそうな田原くんに心が痛みながら、私は別れを切り出した。すると田原くんの表情が一気に変わって、強引にキスしてきた。それが嫌で私は田原くんを突き放した。

そのまま逃げた次の日から、田原くんからの執着が始まったの。

校門前で待ち伏せされてたり、盗撮されたり、いきなり話しかけてきて強引に触れてきたり……。それが続いて私たちはあっという間に3年になった。

3年になった今でも嫌がらせは続いている。そして最近、晴が田原くんとその友達に襲われかけた。幸い他の人が守ってくれたとのことだった。いつか晴にも危害が加わる。それが一番怖かったのに、現実になってしまった。