春の訪れに晴れ模様

……良かった。

「いいんですよ。私がしたくてした事なんですから……。それに」

自分のせいだと責任を感じて泣きじゃくる千彩さんの手をぎゅっと握った。

そして口元が綻んで、私は笑顔で笑いかけた。

「千彩さんに傷が無かったなら、私はそれでいい。病院には行くし、あの人に関してはしっかり学校に報告するんで……」

「っ……私がお金全部出します。責任取らせてください……」

ポタポタと涙を落として肩を上下させる。公園のベンチに座って少ししたら痛みもマシになって、私は千彩さんと見つめあった。