春の訪れに晴れ模様

なんで私……?これ以上ここにいたら千彩さんの視線が痛すぎて耐えられない……。

「何ですか?」

「明日一緒にご飯食べようよ」

「えっ……それは……難しいです」

だって……

「晴〜。明日も晴とご飯食べたい。晴と一緒じゃなきゃご飯美味しくないよ」

「いや……でも」

隣に多分晴さんのことが好きな女の子が居るんだから……!ここでもし頷いたら女の子全員を敵に回すことになっちゃう。

晴さんとまた話したいとは思ってたけど、こんな所で言われると答えられないよ。頷きたいところをぐっと抑えて私は首を横に振って、晴さんと千彩さんに背中を向けて歩き始めた。