春の訪れに晴れ模様

ジーン、と心が温まった。本当にごめんなさい、勉強するだけなのに慌ただしくしないように。

「……ねぇ、美春ちゃん」

「はい?」

「美春ちゃんは晴のこと好きなの?」

動揺でガタガタっとまたまた大きな音が出た。

「っ……えっ」

まさかの千彩さんにもバレてるっ……!?えぇ、そんなに分かりやすかった……?というか自覚する前から、他の人から見て好きって感じだったの?

え……それならすっごく恥ずかしいことじゃんっ。わーっ、私そう見えてたんだ。

「その反応、好きってことでいい?」

千彩さんはさっきの笑顔が消え、冷たい瞳で私を見た。