春の訪れに晴れ模様

カタンっ。

あ、珍しい。こんな端っこに……え?

「……っあ」

私は思わず持っていたスプーンを地面に落としてしまった。ハッとして私はスプーンを拾おうとする。その時、隣から手が伸びてきて思わず手を引っ込めた。

「はい、落としたよ……ってえ?」

「え、ええ……あの……」

スプーンを拾ってくれた人、絶対に見間違いじゃない。だって、目の前に居るんだから。

……晴さんだ。

晴さんも私と同じように驚きを隠せていない。目を見開いて動きが固まっている。

こういう気まずい再会……?って何を言えばいいのかな……?