黒百合の女帝

カヤの罠というが、実際は私が仕掛けた罠。

それに彼らは、まんまと嵌ったようだ。

 「それにしても、裏切り者か……。カヤには私から言っておくね。」

 「頼む」

ラクアはそう言うと、私に野菜スティックの容器を傾けた。

その中から一本選び、頭を働かせながら咀嚼。


やはり、裏切り者は居た。

しかし、それがカケルなのかレントなのか。

それは未だ不明。

どちらもやりそうな気はするが……。

まあ、尾行でもすれば解るだろう。