歩きつつ渚ちゃんに質問されて、私はそうだったと思い出した。
何通りかの演出が準備されているので、さっき入ったときと全く同じようにおどかしてくるとは限らないのだ。
「そう、みたいだね」
返事をする声が少しだけ震えた。
今回はどんな風に脅かしてくるのか、想像もつかない。
渚ちゃんの手を握りしめていると手のひらにジワリと汗が滲んでくる。
だけどその手を離すことはなかった。
1つ目の部屋は病院の受付だ。
カウンターの中に看護師がいて、車椅子を押している。
「1度目の時とあまり変わりなさそうだね」
渚ちゃんが呟いたとき不意に看護師がこちらに顔を向けた。
その目は血走り、カッと開いた口の中は真っ赤だ。
何通りかの演出が準備されているので、さっき入ったときと全く同じようにおどかしてくるとは限らないのだ。
「そう、みたいだね」
返事をする声が少しだけ震えた。
今回はどんな風に脅かしてくるのか、想像もつかない。
渚ちゃんの手を握りしめていると手のひらにジワリと汗が滲んでくる。
だけどその手を離すことはなかった。
1つ目の部屋は病院の受付だ。
カウンターの中に看護師がいて、車椅子を押している。
「1度目の時とあまり変わりなさそうだね」
渚ちゃんが呟いたとき不意に看護師がこちらに顔を向けた。
その目は血走り、カッと開いた口の中は真っ赤だ。



