恐怖病院

でも、本当に鏡を発見したり、鏡の中に入ってしまった人からの書き込みは見つけられない。
「やっぱり、簡単にはわからないのかな」

いくら調べてみても重要なヒントになりそうな書き込みを見つけることはできなくて、だんだん自信がなくなってくる。

「お姉ちゃん、頑張って!」
私の表情が暗く沈んできたことに気がついたのか、渚ちゃんが願うような瞳をこちらへ向けてきた。
そうだ。
たったこれだけで諦めちゃいけない。

「わかった。ありがとう」
気力を振り絞って再びスマホに視線を落としたときだった。
気になる書き込みを見つけた。

『鏡の中にいる人を助けたいなら、その人のことを考えながらお化け屋敷をクリアすること』