後宮に宝物が隠せるようなところがあったかな?
「詩花さま、この地図を使ってください」
 うーん、あっ! 屋敷の地図を上から見てみると矢印の形に並んでいることに気がついた。そして、不自然な空き地がある。
 他のお妃様候補はきづいていないみたいだ。よし、星王様にはそんなに興味がないけれど、やるからにはがんばってみよう!

 空き地へと向かうと、わたしの他に火仙がいた。さすが火仙だ。ナゾを解いたみたい。