「もしかして…ファーストキスのこと?
それなら気にしないから全然」
「違う、そうじゃなくて」
「な、なに?」
もしかして、さっきのキスに後悔してるとか?
やっぱり幼馴染となんて魔が差しただけとか
雰囲気にのっかってしてみたかっただけ
なーんて……
「ずっと、言おうと思ってたんだけど。」
「うん?」
「愛の大事にしてたファーストキス、もうとっくの昔に俺のなんだ」
……へ、?
「中2の時、泣き疲れて寝た愛に…こっそりキスした。ごめん、だからさっきのはファーストキスじゃなくて…」
「ふっ、ふふ、」
深刻そうな顔して謝るから
何かと思えば……
「私の初めて、愁くんだったんだ。」
じゃぁ、ずっと隠して傍にいて、
私に彼氏ができて振られて傷ついて来る度に
どんな気持ちで黙ってたんだろう
