キス不可避



ずっとこうしてたいけど、なんとなくそれを言っちゃいけない気がして…もう2年も経った



今更ながら思うのは

顔は整ってるし勉強も運動もできて、こんなにも優しい愁くんに


何故、1度も彼女ができないのか。


そして


付き合った人みんなに幻滅される私の傍に…




「ねぇ、愁くんは
どうしてずっと一緒に居てくれるの?」




手を伸ばして、愁くんの頬に触れると驚いた顔をしたと思ったら

私の手に、そっと手を重ねて笑った



「どうしてだと思う?」



そんなの



「…私のことが大好きだから?」



顔に書いてあるじゃん




『 大正解 』



「っ。」



なんで今まで気づかなかったんだろう。