キス不可避


綺麗な黒髪を撫でると気持ちよさそうにする無防備な姿を見て、手に入ったと錯覚しては数日後に離れていく



ずるくて、可愛くて、憎たらしい


魔性な幼馴染




「ねぇ、愁くんは
どうしてずっと一緒に居てくれるの?」



愛の手が唐突に俺の頬へ触れる


いつもと違う吸い込まれるような表情に口が動いた。



「どうしてだと思う?」


多分、答えを言ってしまったら終わりだろうなって…どこかでずっと思っている