根暗な貴方は私の光

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歴史・時代16位(2026/03/15)

歴史・時代

根暗な貴方は私の光
作品番号
1758669
最終更新
2026/04/23
総文字数
89,779
ページ数
93ページ
ステータス
完結
PV数
2,831
いいね数
14
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歴史・時代16位(2026/03/15)

花が咲いた。


暗闇に一輪の花が。



その花は道標であり、
同時に貴方への想いでもあった。



『このまま、二人で逃げ出さない?』



冗談にしては、本気すぎて。

本気にしては、馬鹿げていて。



『もう、独りじゃないですから』



一緒に逃げてはくれないのに、
貴方は隣りにい続けようとしてくれた。



私は、あの子達とは違う。


恋を知らずに生きてきて。

愛を失って生きてきて。

知らないことばかりで。

知りたいことばかりで。



何だって知っていけるあの子達とは、
同じになれなかった。



でも、貴方はそれでいいと言う。



『繁栄だ』


貴方にそんなことを言わせる世界が。


『俺は、貴方のことが____』


貴方にそんな顔をさせる世界が。


『ああ、幸せだなあ……。ずっと、こうしたかったの』


一瞬だけでも夢を見させた世界が、
憎くて、
それでいて、


愛おしかった。

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