律side


未来は俺にそう言ってすぐさま足を走らせた。


『大晴!』と叫びながら



大晴サンが別行動にしようと朝食の時間
言い出したのは……きっと俺にきっかけを
与えてくれたのだと思う。


未来を見つめていると勢いのまま

大晴サンの頬に……





キスをした。



大晴サン本人も、大晴サンの近くにいる椿も

目を見開いて驚いた顔をしている。