(続)私に無関心な彼は激重でした

「どうして私とりっくんが周るの?
周るのはいいけど、二人きりの必要はないでしょう?みんなで周ればいーじゃん。」


「俺も、椿チャンとかとこの旅行で深く関わってないし。これは親交を深めるためなんでしょ?」

「椿、?……あ、まあそうだけど、。」


そういえば、いつもいつも私が大晴を独り占めしてた気がする。


でも、それは夫婦だから……


「……ね?だから今日はアイツと周っておいで。」


「……分かった。でも別行動になる前に大晴に話しかけてもいい?」


「いいけど?……」

「ありがとう。もう6時半だ、朝食だね。早いね。」