(続)私に無関心な彼は激重でした

「大晴サンは、ライバル、に……自分の嫁に思いを伝えに行ってこいって言ってるんですよ?」


「だから何?」


「……え、?」

「別に、未来が俺を選んでくれるのは分かりきってるし。それに、思いを言って何が悪いんだよ。」

「……い、いいんですか。」


「おう。行ってこいよ、あー……でももう未来寝てるかな。未来の就寝時間、23時48分21秒なんだよ。」


「は?びょ、秒数まで?てかそんなキッチリに寝てるんすか?!」


「たまに46分45秒に寝るけどな。」


「あー、そうっすか、じゃあ、とりあえず明日にします……はい。ありがとうございます。」