(続)私に無関心な彼は激重でした

「私はお昼ご飯の前、午前に嵐山コースでね、班のみんなと渡月橋に行こう!ってなったから向かってたんだけど、」

「うん。」


「途中の道で高校生のお姉さんが友達とお揃いのキーホルダー失くしたみたいで、探しててね


だからみんなに伝えるの忘れてキーホルダー一緒に探しちゃって、見つかった時にはもうみんな居なくてね、」

「は?置いてったの?」

「違うの、伝えてなかった私が悪いし」


「……ああ、うん。」