(続)私に無関心な彼は激重でした

「あー、ううん!何も!気にしないで」

「はあ……、?」

少し誤魔化された気もするが、しつこいのも鬱陶しいと思うので気にしないでおくことにした。

***


「じゃ、行ってきます!」

「ん。行ってらっしゃい…あ、ちょっと未来来て」

「え?あ、うん」

大晴は私のシャツのボタンを一つ外してきた


「ちょ……っ!?大晴?!」

「このままで出勤して」

「え、?嫌だよ下着見えちゃうもん」

「ふふっ、そんな見えないって。
だからお願い。」


うわ、出た上目遣い。このやろー、


「……分かったよ。お昼休み入ったら直すからね」

「……んー、うん!ありがとう!」