(続)私に無関心な彼は激重でした

未来は顔が真っ赤にして目をトロンとさせている。

ひどく泥酔しており、返事すらも「へ、たいせい?なんでここに……」と頼りない。


お酒弱いのに、


未来を抱き上げて寝室へと運んだ。


「みーらい?聞こえてますかー?」


「ん、はあい。」

「自分は誰に送ってもらったか覚えてる?」


「んーとね……つばき、だったかなあ」

「ぶっぶー違いまーす。」


自覚してないなんて、もう未来は俺か椿チャンの時以外お酒禁止……!!

「そのトロンとした顔、あのコにも見せたんだ?」

「???」