ある日、私は保健室に来ていた。
久しぶりにこっちの保健室に入ったかも……。
今日、保健室に来たのはベッドのシーツを取り込むため。
今安西先生は会議でいないので私一人でシーツを取り込む。
外は太陽の陽がジリジリと照っていて洗濯日和だった。
よし、これが最後の一枚!
そう思って取り込もっとした時、急にビュンッと風が吹きシーツが飛ばされてしまった。
「嘘でしょ⁉︎」
私は急いで持っていたシーツを全て保健室に放り投げ、すぐにシーツを追いかけて走り出す。
私体力ないのに!こんなに走らせるなんて………恨めしいシーツめ。
そう思いながらシーツを取りに行くと体育館前でシーツが止まってくれた。
良かった。と思いながらシーツを拾い上げるとなぜか体育館付近が騒がしい事に気付いた。
今日練習試合とかどこかの部活であったっけ?
少し気になって見に行くとなぜか依桜さんの姿があった。
女子も男子も依桜さんを囲むようにして集まっている。
依桜さんだ!……でもなんか濡れてる……?
遠目ではわからなくて近づいてみるとやっぱり依桜さんは濡れていて、透けたシャツから至る所についたアザが見えていた。
えっ?依桜さん体にも傷がある……?いつも顔だけだと思ってたのにそうじゃなかったとか?それにしても多すぎるような気もするけど……。
ぐるぐると考えてみても全くわからなかったので、とにかく見せていいものではないと思い野次馬の間を抜けて依桜さんの近くまで行く。
「依桜さん大丈夫ですか?」
「杏奈……?」
周りに聞こえないように声のボリュームを下げて話す。
「もしかして俺、今シャツ透けてたりする……?」
「う、うん……」
私がそう言った途端急に血の気が引いたように依桜さんの顔が青ざめていった。
多分絶対見られたらダメなものだ。
咄嗟にそう思ったので私は保健室のベッドのシーツを無理やり依桜さんにかけて野次馬の間を抜ける。
それから急いで保健室に向かった。
どうして濡れているのかも気になるけど、それよりも今はどうしてあんなにも体にアザがあるのかのが気になってしまっている。
でもまずは着替えてもらわないと。
久しぶりにこっちの保健室に入ったかも……。
今日、保健室に来たのはベッドのシーツを取り込むため。
今安西先生は会議でいないので私一人でシーツを取り込む。
外は太陽の陽がジリジリと照っていて洗濯日和だった。
よし、これが最後の一枚!
そう思って取り込もっとした時、急にビュンッと風が吹きシーツが飛ばされてしまった。
「嘘でしょ⁉︎」
私は急いで持っていたシーツを全て保健室に放り投げ、すぐにシーツを追いかけて走り出す。
私体力ないのに!こんなに走らせるなんて………恨めしいシーツめ。
そう思いながらシーツを取りに行くと体育館前でシーツが止まってくれた。
良かった。と思いながらシーツを拾い上げるとなぜか体育館付近が騒がしい事に気付いた。
今日練習試合とかどこかの部活であったっけ?
少し気になって見に行くとなぜか依桜さんの姿があった。
女子も男子も依桜さんを囲むようにして集まっている。
依桜さんだ!……でもなんか濡れてる……?
遠目ではわからなくて近づいてみるとやっぱり依桜さんは濡れていて、透けたシャツから至る所についたアザが見えていた。
えっ?依桜さん体にも傷がある……?いつも顔だけだと思ってたのにそうじゃなかったとか?それにしても多すぎるような気もするけど……。
ぐるぐると考えてみても全くわからなかったので、とにかく見せていいものではないと思い野次馬の間を抜けて依桜さんの近くまで行く。
「依桜さん大丈夫ですか?」
「杏奈……?」
周りに聞こえないように声のボリュームを下げて話す。
「もしかして俺、今シャツ透けてたりする……?」
「う、うん……」
私がそう言った途端急に血の気が引いたように依桜さんの顔が青ざめていった。
多分絶対見られたらダメなものだ。
咄嗟にそう思ったので私は保健室のベッドのシーツを無理やり依桜さんにかけて野次馬の間を抜ける。
それから急いで保健室に向かった。
どうして濡れているのかも気になるけど、それよりも今はどうしてあんなにも体にアザがあるのかのが気になってしまっている。
でもまずは着替えてもらわないと。



