文化祭も無事に終わり私達には普通の日常が戻った。
文化祭でコンテストに出たおかげで私へのいじめも完全になくなりそれどころか愛莉さんと仲良くなる事ができた。
「本当に良かったね!いじめがなくなって」
「はいっ!その節は本当にありがとうございましたっ」
授業が終わった放課後またも私達は兼保健室に集まっていた。
今回は依桜さんのメイクをする為だけど。
依桜さんはまた顔にアザができていて今日は撮影は入ってないけどメイクしてほしいという事だったから今メイクをしている。
「でも、いじめがあったならちゃんと私に言ってくれないとー。私今日初めて聞いてびっくりしちゃったわよ」
今日は安西先生も久しぶりに顔を出してくれて、今までの事を全て話すと目に涙を溜めながら私の事を何回もギュッて抱きしめてくれた。
「すみません……大事にしたくなかったので……」
いつも誰からも見えないところで色々といじめをされていたからクラスメイトの人も知らないと思うし。
「そうだったのね……。でも、これからはちゃんと言う事!わかったわね!」
「は、はい。肝に銘じます……」
半分怒られたような気もするけど本当に私の事を心配しての事だと思うから「ありがとうございます」ともう一度お礼を言った。
「で、依桜は今日どうしたの?今までにないくらい大きなアザだけど……」
私のメイクをまじまじと見ながらそう言った姫華さん。
「前と同じく殴られたんだよ。今回の彼氏さんは筋肉ムキムキでさすがに痛かったわ」
「ほんと、あんたクズだよねー」
若干眉を寄せる姫華さんに私も心の中で同意した。
さすがに殴られすぎじゃないかな……。
最近は私がいじめとか色々あってメイクはできていなかったけどその時はなんとか自分でメイクして、その後にヘアメイクの人にベースメイクで隠してもらっていたらしいから。
「そろそろやめたらどうですか?いろんな女の人と関係を持つのは」
全ての関係を切れは済む話のはずなのにどうしてやめないのかという純粋な疑問が湧く。
「やめたくてもやめれないって感じかな」
「そう、なんですか……?」
「うん、そうなの。やっぱ俺モテちゃうんだよー」
何が深い理由があるのかと思ったのにやっぱりこの人クズ男だった……。
私はこの人の事が好き、なんだよね……?
そう思ったけどやっぱり好きなんだよー。と思ってしまった。
「あーもうこの人のクズ発言を聞いてると私もクズになっちゃいそうだからどこかに遊びに行かない?」
「行きたいです!」
姫華さんが呆れたようにしながらそう言ってくれたので私は思いっきり賛成した。
ちょうど依桜さんのメイクも終わったしね!
「私も行きたいー!けど、まだ仕事が残ってるから行けない……」
安西先生も行きたかったのかあからさまに肩を落とした。
「何かお土産買ってきましょうか?」
「うんん大丈夫ありがとう。それよりも私は楽しそうにしてる写真が欲しいな〜」
「了解ですっ」
なんの写真を撮ってこよっかなー。
コスメを片付けて、準備を整えてから私達三人は兼保健室を出た。
依桜さんはほぼ強制的に姫華さんが連れ出して。
文化祭でコンテストに出たおかげで私へのいじめも完全になくなりそれどころか愛莉さんと仲良くなる事ができた。
「本当に良かったね!いじめがなくなって」
「はいっ!その節は本当にありがとうございましたっ」
授業が終わった放課後またも私達は兼保健室に集まっていた。
今回は依桜さんのメイクをする為だけど。
依桜さんはまた顔にアザができていて今日は撮影は入ってないけどメイクしてほしいという事だったから今メイクをしている。
「でも、いじめがあったならちゃんと私に言ってくれないとー。私今日初めて聞いてびっくりしちゃったわよ」
今日は安西先生も久しぶりに顔を出してくれて、今までの事を全て話すと目に涙を溜めながら私の事を何回もギュッて抱きしめてくれた。
「すみません……大事にしたくなかったので……」
いつも誰からも見えないところで色々といじめをされていたからクラスメイトの人も知らないと思うし。
「そうだったのね……。でも、これからはちゃんと言う事!わかったわね!」
「は、はい。肝に銘じます……」
半分怒られたような気もするけど本当に私の事を心配しての事だと思うから「ありがとうございます」ともう一度お礼を言った。
「で、依桜は今日どうしたの?今までにないくらい大きなアザだけど……」
私のメイクをまじまじと見ながらそう言った姫華さん。
「前と同じく殴られたんだよ。今回の彼氏さんは筋肉ムキムキでさすがに痛かったわ」
「ほんと、あんたクズだよねー」
若干眉を寄せる姫華さんに私も心の中で同意した。
さすがに殴られすぎじゃないかな……。
最近は私がいじめとか色々あってメイクはできていなかったけどその時はなんとか自分でメイクして、その後にヘアメイクの人にベースメイクで隠してもらっていたらしいから。
「そろそろやめたらどうですか?いろんな女の人と関係を持つのは」
全ての関係を切れは済む話のはずなのにどうしてやめないのかという純粋な疑問が湧く。
「やめたくてもやめれないって感じかな」
「そう、なんですか……?」
「うん、そうなの。やっぱ俺モテちゃうんだよー」
何が深い理由があるのかと思ったのにやっぱりこの人クズ男だった……。
私はこの人の事が好き、なんだよね……?
そう思ったけどやっぱり好きなんだよー。と思ってしまった。
「あーもうこの人のクズ発言を聞いてると私もクズになっちゃいそうだからどこかに遊びに行かない?」
「行きたいです!」
姫華さんが呆れたようにしながらそう言ってくれたので私は思いっきり賛成した。
ちょうど依桜さんのメイクも終わったしね!
「私も行きたいー!けど、まだ仕事が残ってるから行けない……」
安西先生も行きたかったのかあからさまに肩を落とした。
「何かお土産買ってきましょうか?」
「うんん大丈夫ありがとう。それよりも私は楽しそうにしてる写真が欲しいな〜」
「了解ですっ」
なんの写真を撮ってこよっかなー。
コスメを片付けて、準備を整えてから私達三人は兼保健室を出た。
依桜さんはほぼ強制的に姫華さんが連れ出して。



