それから愛莉さんと別れて姫華さんと一緒に兼保健室に向かった。
兼保健室にはもう依桜さんが来ていて先程と同じように面倒くさそうに席でだらんとしていた。
「お疲れ様、一位おめでと」
「ありがとうございますっ!」
体を起こして座り直すとニコッと笑いかけてくれた依桜さん。
「私も見たかったー」
「俺は見たし」
「何よそのマウントの取り方。小学生じゃあるまいし」
「うっせ、めっちゃよかったのに見れなくて残念だったな」
いつものような二人の会話を聞きながら私は微笑ましく思った。
緊張せず楽しめたからよかったっ!
改めてよかったって言ってもらえて嬉しさを噛み締めていると姫華さんは目を輝かせながら「ねぇまだ時間あるし三人でお店見に行かない?」と言った。
お店……!お祭りみたいな感じなのかな?
「見に行きたいです!」
コンテストに集中しようと思っていたからお店がどんなものなのか全く知らなかったのだ。
「俺は行かねー」
行こう行こう!と姫華さんと盛り上がっていると一人面倒くさそうな声を出した依桜さん。
依桜さんはなんでも面倒くさいって感じなんだね……もっと楽しめばいいのにー。
「依桜も行くに決まってるじゃん!ほら行くよー!」
また机に顔をつけようとしていた依桜さんを無理やり起こして腕を引っ張りながら兼保健室を出て行った。
その後に続いて私も兼保健室を出る。
兼保健室と言っても空き教室なのでそこら辺にはお店がなく少し廊下を歩く事になった。
兼保健室にはもう依桜さんが来ていて先程と同じように面倒くさそうに席でだらんとしていた。
「お疲れ様、一位おめでと」
「ありがとうございますっ!」
体を起こして座り直すとニコッと笑いかけてくれた依桜さん。
「私も見たかったー」
「俺は見たし」
「何よそのマウントの取り方。小学生じゃあるまいし」
「うっせ、めっちゃよかったのに見れなくて残念だったな」
いつものような二人の会話を聞きながら私は微笑ましく思った。
緊張せず楽しめたからよかったっ!
改めてよかったって言ってもらえて嬉しさを噛み締めていると姫華さんは目を輝かせながら「ねぇまだ時間あるし三人でお店見に行かない?」と言った。
お店……!お祭りみたいな感じなのかな?
「見に行きたいです!」
コンテストに集中しようと思っていたからお店がどんなものなのか全く知らなかったのだ。
「俺は行かねー」
行こう行こう!と姫華さんと盛り上がっていると一人面倒くさそうな声を出した依桜さん。
依桜さんはなんでも面倒くさいって感じなんだね……もっと楽しめばいいのにー。
「依桜も行くに決まってるじゃん!ほら行くよー!」
また机に顔をつけようとしていた依桜さんを無理やり起こして腕を引っ張りながら兼保健室を出て行った。
その後に続いて私も兼保健室を出る。
兼保健室と言っても空き教室なのでそこら辺にはお店がなく少し廊下を歩く事になった。



