そう言って涼宮さんが指差したのはクレープのお店だったのだ。
クレープ屋さん?すごい可愛いお店っ
看板が真っピンクで可愛くデコレーションされており内装もピンクと水色で統一されている可愛いお店。
「じゃあ私が買って来るから杏奈ちゃんはここで待っててね!」
「は、はいっ」
パチンッと左目でウインクをして店内に入って行った涼宮さんを見送ってから人が多くなってきたので店の端っこに移動する。
やっぱりここは学生さんが多いなー。きっとすごく人気なんだと思う!ここのクレープ屋さんは。
そんな事を思いながらぼーっとしていると「お待たせー」と言いながら二つのクレープを両手で持って来てくれた涼宮さん。
「はいっこれ杏奈ちゃんの分!」
「えっ私にもいいんですか?」
「うんっもちろんだよ!」
にっこり笑って渡しにチョコバナナのクレープを手渡してくれた。
「ありがとうございますっ」
たっぷりかかったチョコの上にチョコチップがかかっておりとっても美味しそうなクレープ。
「本当はね、ずっと食べたかったんだけど一人で来る勇気がなかったから杏奈ちゃんが今日来てくれてすっごく嬉しかったよ!」
そう言って一口クレープを頬張った涼宮さん。
涼宮さんはイチゴがゴロゴロと入っているイチゴクレープを買ったみたいだった。
涼宮さんを見て私も食べたくなってチョコバナナのバナナを思いっきり頬張る。
うんっ美味しいっ!
甘いバナナにチョコレートも合わさってすごく甘くて美味しいクレープ。
甘過ぎずって感じでぺろりっと平らげる事ができてお腹も心もいっぱいになった。
「美味しかった〜今日はありがとね!着いて来てくれて」
二人でクレープを平らげた後、ぶらぶらと歩きながら談笑をしていた私と涼宮さん。
「いえっ私もすっごく楽しかっです!最近ちょっと気分も沈んでいた時も多かったので」
「そうなの?」
「あっいえっなんでもないんです!すみません変なこと言っちゃって……」
何言ってるんだろう私。涼宮さんは関係ないのに。
ぽろっと滑ってしまった言葉をなんとか隠そうとする。
「本当に何もない?大丈夫?」
「はいっ大丈夫です!」
「そう?それならいいけど……。何かあったら言ってね!私、なんでも相談に乗るから!」
優しいな……涼宮さんは。
「ありがとうございますっ涼宮さんっ!」
改めて涼宮さんの優しを実感して涙腺が少しだけ緩んでしまった。
「その"涼宮さん"って呼び方じゃなくて私の事は姫華って呼んでよー!」
何か気に入らなかったのかぷくーっと頬を膨らました涼宮さん。
「えっいいんですか?」
苗字で呼ばれるのは嫌なのかな?
それなら……。
「姫華さんって呼ばせてもらいます!」
「うんっそっちのがいいね!友達って感じもするし」
親指を立ててグットポーズをした姫華さんの言葉に私の涙腺はまた刺激された。
私の事、友達って言ってくれた……?
「あの、本当に私が友達でいいんですか?」
「えっ?うん、私達もう友達でしょ?」
まるで当たり前の事のように言った姫華さんはやっぱり優しい人だなっ
「ありがとうございますっ」
今まで友達ができなかった私には友達という言葉は聞き慣れない言葉でもあったがすごく嬉しい言葉だった。
「なんでありがとうございますなのよー。私達もう友達でしょ?」
「はいっ!」
やっぱり、姫華さんは優しいなっ。
姫華さんの優しさに触れて私の沈んでいた気持ちなどどこかに行ってしまった。
クレープ屋さん?すごい可愛いお店っ
看板が真っピンクで可愛くデコレーションされており内装もピンクと水色で統一されている可愛いお店。
「じゃあ私が買って来るから杏奈ちゃんはここで待っててね!」
「は、はいっ」
パチンッと左目でウインクをして店内に入って行った涼宮さんを見送ってから人が多くなってきたので店の端っこに移動する。
やっぱりここは学生さんが多いなー。きっとすごく人気なんだと思う!ここのクレープ屋さんは。
そんな事を思いながらぼーっとしていると「お待たせー」と言いながら二つのクレープを両手で持って来てくれた涼宮さん。
「はいっこれ杏奈ちゃんの分!」
「えっ私にもいいんですか?」
「うんっもちろんだよ!」
にっこり笑って渡しにチョコバナナのクレープを手渡してくれた。
「ありがとうございますっ」
たっぷりかかったチョコの上にチョコチップがかかっておりとっても美味しそうなクレープ。
「本当はね、ずっと食べたかったんだけど一人で来る勇気がなかったから杏奈ちゃんが今日来てくれてすっごく嬉しかったよ!」
そう言って一口クレープを頬張った涼宮さん。
涼宮さんはイチゴがゴロゴロと入っているイチゴクレープを買ったみたいだった。
涼宮さんを見て私も食べたくなってチョコバナナのバナナを思いっきり頬張る。
うんっ美味しいっ!
甘いバナナにチョコレートも合わさってすごく甘くて美味しいクレープ。
甘過ぎずって感じでぺろりっと平らげる事ができてお腹も心もいっぱいになった。
「美味しかった〜今日はありがとね!着いて来てくれて」
二人でクレープを平らげた後、ぶらぶらと歩きながら談笑をしていた私と涼宮さん。
「いえっ私もすっごく楽しかっです!最近ちょっと気分も沈んでいた時も多かったので」
「そうなの?」
「あっいえっなんでもないんです!すみません変なこと言っちゃって……」
何言ってるんだろう私。涼宮さんは関係ないのに。
ぽろっと滑ってしまった言葉をなんとか隠そうとする。
「本当に何もない?大丈夫?」
「はいっ大丈夫です!」
「そう?それならいいけど……。何かあったら言ってね!私、なんでも相談に乗るから!」
優しいな……涼宮さんは。
「ありがとうございますっ涼宮さんっ!」
改めて涼宮さんの優しを実感して涙腺が少しだけ緩んでしまった。
「その"涼宮さん"って呼び方じゃなくて私の事は姫華って呼んでよー!」
何か気に入らなかったのかぷくーっと頬を膨らました涼宮さん。
「えっいいんですか?」
苗字で呼ばれるのは嫌なのかな?
それなら……。
「姫華さんって呼ばせてもらいます!」
「うんっそっちのがいいね!友達って感じもするし」
親指を立ててグットポーズをした姫華さんの言葉に私の涙腺はまた刺激された。
私の事、友達って言ってくれた……?
「あの、本当に私が友達でいいんですか?」
「えっ?うん、私達もう友達でしょ?」
まるで当たり前の事のように言った姫華さんはやっぱり優しい人だなっ
「ありがとうございますっ」
今まで友達ができなかった私には友達という言葉は聞き慣れない言葉でもあったがすごく嬉しい言葉だった。
「なんでありがとうございますなのよー。私達もう友達でしょ?」
「はいっ!」
やっぱり、姫華さんは優しいなっ。
姫華さんの優しさに触れて私の沈んでいた気持ちなどどこかに行ってしまった。



