歴代最強のオヒメサマ

「七代目はお前ね、翡翠」


視界の端で翔真が大きく目を見開くのがわかった。




………わたしが、七代目総長?



思わず眉を顰めて理人に抗議しようと口を開く前に、ざわついていたメンバーが歓声にも似た雄叫びを上げる。


「水月初の女総長!!!」
「うおおお!どこまでもついていきます!!!」



なぜか歓迎ムードでキラキラとした瞳に、断れる雰囲気ではなくなって口を噤むと、理人はにんまりと笑みを作った。




「おてんば総長の紐は、しっかり握ってろよ?お前ら」




………なんでわたしが握られる方なんだ。