こくりと頷いたわたしの頭を撫でて、理人は最後だからと綺麗にメンテナンスされたバイクに乗る。
その後ろにわたしが乗ると、理人は金髪を風に揺らして口角を上げた。
「お前ら、楽しんでいこうな。
───行くぞ!!!」
理人の声にメンバーが興奮したように雄叫びを上げる。
ビリビリと頬が痺れるような高揚感に呑まれながら、バイクは走り出す。
後ろには六代目幹部の彼らと、翔真たちの姿も見える。
風が薄水色の特攻服を靡かせて、揺らめく水面にも見える。
その真ん中で、一際目立つ白の特攻服を着た理人の金髪がまるで月のようで。
───これが、水月。
きっとわたしは今、すごく貴重なものを見ている。
その中にいるなんて、わたしはなんて幸運なんだろう。
キラキラと輝くライトが水面の煌めきのようで、すごく綺麗。
どれだけ年月が経って、思い出が褪せようとも絶対わたしはこの景色をこの光景を忘れないだろう。
「───……ありがとう、理人」
風で聞こえないはずなのに、わたしの言葉に返事をするかのようにぱちりと目が合った。
柔らかな瞳をゆるませて、得意げに口角を上げた理人と。
その後ろにわたしが乗ると、理人は金髪を風に揺らして口角を上げた。
「お前ら、楽しんでいこうな。
───行くぞ!!!」
理人の声にメンバーが興奮したように雄叫びを上げる。
ビリビリと頬が痺れるような高揚感に呑まれながら、バイクは走り出す。
後ろには六代目幹部の彼らと、翔真たちの姿も見える。
風が薄水色の特攻服を靡かせて、揺らめく水面にも見える。
その真ん中で、一際目立つ白の特攻服を着た理人の金髪がまるで月のようで。
───これが、水月。
きっとわたしは今、すごく貴重なものを見ている。
その中にいるなんて、わたしはなんて幸運なんだろう。
キラキラと輝くライトが水面の煌めきのようで、すごく綺麗。
どれだけ年月が経って、思い出が褪せようとも絶対わたしはこの景色をこの光景を忘れないだろう。
「───……ありがとう、理人」
風で聞こえないはずなのに、わたしの言葉に返事をするかのようにぱちりと目が合った。
柔らかな瞳をゆるませて、得意げに口角を上げた理人と。
