歴代最強のオヒメサマ

「………っ、」
「掴まっててください」


……さすが六代目幹部。


この人が残るのは心強いなと思いながらも、揺れる車内では座っているのも一苦労で、椿の体に掴まりながら外の状況を把握しようと耳をそばだたせる。



──……うん。少し減ったけど、まだだいぶ数は居る。


智哉の荒い運転にも負けずに着いてくところはさすが暴走族といったところか。




でも。


───地理の把握では智哉が上手かな。