歴代最強のオヒメサマ

「じゃあまずは自己紹介から───」


「───っんもう、だめ!!」

「………どうしたの、智哉」


理人の声を遮るように智哉と呼ばれた、斜め向かいに腰を下ろす大柄な男が興奮したように声を上げた。

ギラギラと熱を帯びた目でこちらを見て鼻息を荒くさせる様子は、控えめに言っても怖い。


現に、どうしたのと聞いている理人すら顔が引き攣っている。