「まあ、俺は病人なんて世話したことないから翔真がほとんどやってたけど」
「……迷惑かけてすみません」
「謝んないでよ。俺なにもしてないし。それに、手当するって言ったの俺だよ?」
「でも、」
迷惑をかけてしまったと項垂れるわたしを見てチラリと目配せをしあう理人たちの様子には気付かずに、ぐっと包帯の巻かれた手を握りしめた。
「翡翠ちゃん」
柔らかな声に促されるように顔を上げると、ベッドの横に膝を着いた理人がゆるりと笑みを作る。
「───ねえ。俺の仲間にならない?」
「……迷惑かけてすみません」
「謝んないでよ。俺なにもしてないし。それに、手当するって言ったの俺だよ?」
「でも、」
迷惑をかけてしまったと項垂れるわたしを見てチラリと目配せをしあう理人たちの様子には気付かずに、ぐっと包帯の巻かれた手を握りしめた。
「翡翠ちゃん」
柔らかな声に促されるように顔を上げると、ベッドの横に膝を着いた理人がゆるりと笑みを作る。
「───ねえ。俺の仲間にならない?」
