歴代最強のオヒメサマ

女にだらしがなくて、特定の女を作らない理人さん。

翡翠がいるあの部屋だって本当は総長室なのに、よく女を連れ込んでいる。



あの手が早い理人さんが翡翠に手を出さないなんて、そんなことあるか……?



「翔真。お前、俺が見境なく手を出すと思ってんの?」
「……何も言ってないスけど」
「それくらい顔見ればわかるよ」
「……」
「あのね、俺は年上専門なの。ガキには興味無いの」


俺の目を覗き込んで、何もかもお見通しと言わんばかりに笑った理人さんに気恥しくなって目を逸らす。



「───だから俺に嫉妬なんてすんなよ?」