歴代最強のオヒメサマ

「………翔真も」
「ん?」
「似合ってる」
「知ってる」



繋がれた手にドキドキと心臓が早鐘のように脈を打つ。

今までだって何度も繋いだことあるのに。




なのに、どうして。




────どうしてこんなに、ドキドキするんだろう。



「もっと俺を意識しろよ」
「……充分してるだろ」
「足りねえな」


上機嫌に笑う翔真は、そう言って、


「まだまだ。俺に追いつくくらい俺に夢中になれよ」




そしておもむろにキャップをとったかと思うと、誰かに見られないようにキャップで隠して、そっと口付けを落とす。