その隙を狙ったようにわたしの手首を纏めて掴んだ翔真が頬に指を添わせて、
「なんてな。冗談だよ」
「はあ?」
こんな時に冗談とか。とムスッと眉を顰めるとくすりと微笑んだ翔真が鼻先をくっつける。
「抱きついてたらキスできねえだろうが」
「は、」
「───俺はもう離れねえから。だからお前も、離れるなよ」
熱情の籠った瞳をギラつかせて、その手がそっと唇に触れる。
親指の感覚に無意識に神経を研ぎ澄ませていると、指が離れた瞬間柔らかい唇がわたしの唇を塞いだ。
目を見開くわたしの視界に、至近距離で伏せ目がちではあるものの熱を帯びた瞳と目が合う。
体温が溶けるようなキスに、そっと瞳を閉じた。
「なんてな。冗談だよ」
「はあ?」
こんな時に冗談とか。とムスッと眉を顰めるとくすりと微笑んだ翔真が鼻先をくっつける。
「抱きついてたらキスできねえだろうが」
「は、」
「───俺はもう離れねえから。だからお前も、離れるなよ」
熱情の籠った瞳をギラつかせて、その手がそっと唇に触れる。
親指の感覚に無意識に神経を研ぎ澄ませていると、指が離れた瞬間柔らかい唇がわたしの唇を塞いだ。
目を見開くわたしの視界に、至近距離で伏せ目がちではあるものの熱を帯びた瞳と目が合う。
体温が溶けるようなキスに、そっと瞳を閉じた。
