歴代最強のオヒメサマ

ぎょっと目を開いたあと、頭を乱雑にかいた翔真が耳を赤くして、


「っこんの無自覚鈍感女。




……二度目は言わねえからな」




またあの熱を持った瞳で。






「────好きだ」


その言葉を最後にわたしの意識は途切れている。


「……は!?今、寝んのかよ!」


二回も言わされたんだからキスくらいしてもいいだろと思っていた翔真が慌ててわたしの揺らいだ体を抱きとめてくれたことなんて、すっかり眠っていたわたしは知る由もなかった。