歴代最強のオヒメサマ

「………ちがう」
「は?」
「もちもちしてない」
「……はあ?」


にぎにぎとその手の感触を確かめて眉を顰めるわたしに、翔真が指を絡ませる。


「そりゃあ、昔のままでなんていられねえだろ」
「……そう、だよな…」


今のままがいいなんて、結局はわたしの我儘だ。


「ほら、早くベッドに入れ」
「……ん」


名残惜しみながらその手を離してベッドに横になる。


「翔真は…?」
「お前は襲われたいのかよ。言っただろ?俺はお前をそういう目で見てるって」
「……言われてない」
「は?」
「………あの言い方は試してるみたいだったし」
「は?!」